Killer specs?

最近、Firefoxgoogleの動きを見て面白いと思ったことがある。消費者がハイテク製品を使用する上で製品全体で評価をするのではなく、ある特定の機能で評価する傾向があるのではないか?ということ。従って製品やブランドに対するロイヤリティが下がっている気がする。
Firefoxであればタブ・ブラウジングRSSGoogle Mapであれば衛星写真Gmailであればthread archiveといった機能がリストにあがる。決してGoogle Mapの検索やラウティングは優れていないが、衛星やドラッグ機能によって人が吸い付いている。利便性という意味ではYahooの地図のほうが高いはずだ。
これは製品を開発する側として、機能は使いやすさや性能だけではなく、違ったレベルでの「魅力」を引き出す必要がでてくる。この「魅力」は市場にでるまで未知であるため意識することは大変であろう。innovationを続けるということがいかに大事かということしか今は言えない。