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昨日書いた話だが、基本的にシナリオ通りという想定で話してみた。だけど実際このBlogブームはちょっとしたバブル状態にあると思う。ニュース・メディアがなくなる日が来るなど正直思っていない。メディアに対するアカウンタビリティは生まれるかもしれないが、決してメディアを無くす媒体ではないと思う。
購読しているウォートンのメールマガジンにも同じ内容でCBSのダンラザーの引退についてふれていた。
http://knowledge.wharton.upenn.edu/index.cfm?fa=viewArticle&id=1172
 ウェブが始まったころも、もうネットでしか買い物はしなくなるので、通常のお店がなくなるといった話でいっぱいだった。でもどうだろう? 自分の買い物の仕方はネットで値段を調べて、店舗で買うことが多い。そして希少な物はウェブで買っている。
 ジャーナリストにはジャーナリストとしての特権があるわけで、通常の人達がプレス・ルームや取材に加わることはできない。結局、Blogも自分が行っているウェブ上のショッピングとあまりかわらなくなるのではないだろうか? Blogによって取材を行ったメディアの発信する情報の照合を行い、その前提知識の上でメディアの妥当性を確認する。そこで物足りないようであればニッチなネタはBlogで確認する。
このシナリオが自分にとってしっくりきている。