Information Innovation

まず、クロニコワさん、エンリケさんご結婚おめでとうございます。
昨日話していたGoogleの話なんですが、なんやらミシガン大学の700万ある図書館の文献をひたすらスキャンしているらしい。これはミシガン大学以外にもハーバード大学やニューヨーク図書館でもやっているそうです。このサービス10月に発表したGoogle Printという新しいサービスの一環。
ちょっとこのサービスを調べてみたら、一昨日ぼやいていた「Googleってなんだろー。」という質問がすこしわかったかも。。まだ微妙かな。。 自分のGoogleのイメージは検索パフォーマンスと結果に定評があって、技術に強い人からの口コミで広がったっていうのが強い。Larry PageSergey BrinもITの世界ではロック・スターみたな人だから、そういったコミュニティの支援が大きいと思うんだよね。 株式公開の時も、独自路線を保てたのはInnovationを続けることができるという信用の上で成り立ってるみたいな感じだったし。でも実際、Google Labでみるようなモノに関してだけでは今の株の上がり方ってちょっと正当化できない気がしてました。(MBA的視点ではなく、一般的な視点で。。Market CapとかRevenueぜんぜんみてない。)かっこいいけどね。
でもこのGoogle Printは自分たちの生活をかえるサービスかもしれない。すべての本がスキャンされて、Copyrightsが切れているものは自由に閲覧できて、そうでないものは目次か何ページが参照後、購入することができちゃう。 それがすべてSearchから始まるって訳だからGoogleが提唱するすべての情報にまつわる技術・サービスを提供するっていうゴールには大きなステップかも。 いずれにせよ、既存のSearch+広告だけでは食ってけないし、分散したいくつかのサービスもどこかで一貫性を持たせなきゃいけない気がするし、いろいろこれからが面白いと思います。
ちなみにミシガン大学のプロジェクトは一年で最速で100万の文献をスキャンできるらしく、あと6年はかかるらしい。だれがやってるんだろ。。しかも1ページづつやってるのかな。是非作業をのぞいてみたい。あとLarry Pageミシガン大学卒業生です。 Go Blue!