Urban Language

"What's up bitch?"と挨拶してくるtonotono氏がいるが、なにかがおかしい。Paris Hiltonとライオネルリッチーの娘が出演しているSimple Lifeという番組でもリッチーの娘はひたすら"hey sexy bitches!"で挨拶している。
別に今から始まった言葉ではないのだが、この表現は黒人の話し方が発展して流行語となった形。政治的に正しい名称(Politically Correct)で言えばUrban Languageという表現方法になるのだろう。その他にEbonics、古い言い方をすればJiveとも言われている。
そして若者の間で、再度このUrban Languageが流行はじめている。ことの発端はラッパーSnoop Doggだろう。ちょっと前に流行ったDrop it like It's Hotで多用されている"-izzle"や"-iz-"という言葉の使い回し。ヤバい言葉や、発音可能であればなんでも-iz-と-izzleにかわっている。このトレンドを察知したMTVは、さっそくSnoopを主役としたDoggy Fizzle Televizzleというショーをスタート。彼が面白くインナー・シティのストリート・カルチャーをコメディ化する。
 この流れは日本の大阪弁変換サイトのようなサイトにまで発展。その名もgizoogleで、このサイト内でURLを入力すれば、そのサイトの文面がすべて最近のUrban Languageに変換されてしまう。 また、このサイト内のイメージもUrban Cultureを反映していてなかなか面白い。
 tonotono氏もこのUrban Cultureを本質まで理解していないようなので、そこまで染まりたいのであれば、ぜひこのUrban Dictionaryで勉強してもらいたい。

R&G - Rhythm and Gangsta: The Masterpiece

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