Amazon.com II

前回話したAmazonの件だがあまりクリアな説明がみつからなかった。alexaはamazonが提供するWeb ServiceでのWebトラフィック等のデータ提供、A9は間違いなくAmazon.comユーザの検索情報の収集に使われている。漠然とした形だが、公表しているレベルで自分の知識で理解できるのはこれぐらいだろう。ということでプライバシーの問題は今回パス。
alexaのTrafficデータを開発者がどのようにうまく活用するのかはイマイチ理解できないのだが、A9に関してはかなりわかりやすい。自分もA9にいけば、AmazonCookieが継承されて、自動的にログインされている。自分のユーザ情報をベースに、何を検索したか、どのサイトをクリックしたか情報として保持されている。 いままでは何を店舗で検索したかというよりは、買った物に比重を置いて推奨する本などをリストしていたが、これではことすでに遅し。買う前に何を買いたいか情報として収集するには、この方法のほうが的確なのだろう。また自分のような消費者が何に興味があるかといった情報をゴリゴリとマイニングしているに違いない。検索技術はすべてGoogleなどを利用し、必要な情報は自社技術で集約するという非常に効率的なビジネスモデルだと思う。(ランダムな行動をとりすぎると、たまに推奨してくる製品で笑わせてくれるんだろうけど。。)
先日GoogleのOperation VPの記事を読んだのだが、検索技術だけではなく、運用や保守技術などの開発にも力を入れていることに関心した。Amazonもコマース・サイトとして商品の拡充や対外的なマーケッティングに努めるだけではなく、かなり技術を使って顧客の販売パターンなどを解析している。そのおかげで効果力のないE-Mail広告も減っている気がするし、消費者にとっても効率がいい。
まだ日本のITサービスは一般に浸透していないから野球チームとかを買うほうに力がいってるのかな。。
またまた余談だけど、セクシーなお姉さま方がウェイトレスをしてくれるHootersというレストランチェーンがいつのまにかHooters Airという航空会社を始めていた。3人のフライトアテンダントの他に2人のHooter Girlsがドリンクなどを出してくれるらしい。これも戦略として解析してみると面白いよね。