Core-Competency

たまには授業の話でも。。。今期一番楽しんでいるクラスは「成長に対する戦略」というクラス。 なんやら有名教授らしく夜7時から3時間のクラスなのだが席は満席だ。その教授の特徴はとにかくつっこんでくる。 つっこんでくる分あまりCold Call(手を上げてない人をさすこと。)はしないのだが、下手なことをいうとスッポンのように離れない。
初日の洗礼という意味で、被害者となった人達はMBA用語を多用する人たち。特にCore Comeptency, Synergy, Competitive Advantage,Lean, Efficientなんて根拠もなく言った日には「What do you mean by core-competent?」なんて質問がかえってくる。それでもめげずにみんな手を挙げるので関心するものだ。
で、良い教授の証として、突っ込んで終わらないのがいい所。今日は彼にとってCore Competencyとは何か説明してくれた。 まず、Core BusinessとCore Competencyは違うということ。 Core Businessというのは他には負けない中心製品・サービスであって、Core Competencyは企業の強みなんだけど、その強みを他でも活かせる強みでなければいけないそうだ。例えば、DellのCore CompetencyはDirect Sellingであって、それはComputerじゃなくても他の製品・ビジネスでも活かせるので間違いなくCore Competencyと言える。でもSouthwestのfast Turn Around Timeは旅客飛行機以外では活かせいのでCore Competencyといえない。その教授からいわしてみれば、DellにはCore Businessはなく、SouthwestにはCore Competencyはないそうだ。物議をかもすかもしれないが、純粋に言葉を追求するとそうなるらしい。
確かにMBAは言葉の意味をちゃんと理解しないで乱用しすぎている。(だから煙たがられるんだよなぁ。)この教授はそういう意味でダメMBA生になるなということをコンスタントに理解させてくれている。がんばって手を挙げて発言によって恩返ししなきゃなー。。