まだまだ勉強不足

 今日は恥ずかしいけど、ちょっと学校について振り返ってみたい。2年目最後の学期を迎えて分散していた知識がやっとつながり始め、それなりの収穫を感じるようになった。でも、どうしてもまだ反射神経が足りない。例えばこんなエントリーを読んでみた。
リヴァンプは企業再生会社というよりは役員派遣型コンサルティング会社–実践ビジネス発想法
 面白いビジネスモデルだと思う。
まずB-Schoolに来て進歩したなぁ、と思うのがこういう記事を読んだら鵜呑みにするのではなく疑問が湧くようになった。
例えば、収益ベースによる報酬 vs. 株式のキャピタルゲインによる報酬においてのエージェンシーコストの違いは? 関連して、再生のスコープ(長期的、短期的)への影響、ダウンサイドリスクの共有、などなど。ハテナマークだらけになる。
本来、こんなことがパッパッと答えられなければ、B-Schoolに来た意味がないのだけど、まだモヤモヤとしたアイデアしか浮かんでこない。
 そしてやっぱり最終的に行き着く所が、(株価ではなく)株主価値の最大化って何??って質問に戻ってしまう。すごくパワフルなことだってのは今までの授業で感じたのだけど、その哲学的な概念に対して自分のなりの解釈がまとまっていない。
 前学期とった、Advanced Competitive Analysis、今とっているFinancial StrategyとAccounting Statement Analysisが上手く自分の中で重なりかけている。いまさらだけど、それぞれの科目単体ではなく、包括的に企業経営という観点で意識レベルを高めて終わらせたいと思う。