Las Vegas その1

 6年ぶりにラスベガスに行った。妻の目当てはグランドキャニオン。自分は、オーシャンズ11を見てから変貌したべガスが見たくなってしまっていた。前回は、乗り物やサーカスなどファミリー向けになりつつあったが、今回は有名シェフレストランや、高級ラウンジなどでアップスケールな大人向けとなり、前回と違う楽しみ方ができた気がする。
現在のべガスの仕掛人と言われる、Steve Wynnの新しいホテルWynn Las Vegasで食事をしたのだが、これがまたすごかった。。内装のゴージャスさ、バフェのクオリティ、しかもTom Fazioデザインのゴルフコース付き、フェラーリのディーラーまでがホテル内にある。コンベンションセンターへのアクセスもよく、ラスベガスでTreasure IslandやBellagioを成功させた人だけあって、すべてのノウハウを集約させている。そんな彼は、成功の代償に、娘が誘拐されたりとすごい人生を送っている。(ちなみに、誘拐犯が捕まった理由が、身代金で買おうとしたフェラーリが原因だとか。。フェラーリとの因果関係はそこなのか??オーシャンズ11でも、フェラーリに関する台詞があるのはWynnとGarciaのBenedict役をかぶせているからとか。要確認。)
又、今回泊まったMGM GrandのFounderであるKirk Kerkorianの歴史を、ホテルの冊子で読んだのだがこの人もすごかった。ギャンブラーから、最終的にMGM Grandを設立するまで成り上がっている。
現代版映画バグジーが将来あるとしたら、間違いなくこの2人がとり上げられるだろう。単純に、Wynn Las Vegas設立の背景を読んでいるだけでも、周りの競争関係や、ホテル設立における注意点など、興味深いことが盛沢山だった。
ラスベガス。。非常に興味深い街だと思う。何もない場所から、繁栄し、時代に合わせて変貌を続けている。ひしめく競争が、雇用拡大に貢献し、ここ10年で人口は4倍になったらしい。いくらギャンブル産業とはいえ、このような仕掛人の力でこれだけの経済を作りあげることは、学校では学べない。。また、肌で感じとかないと!