Harold & Kumar Go To White Castle

どうしても見たくてビデオ屋で借りてきました。。 この映画、アメリカに住む自分と同年代のアジア男性にとっては気持ちよくてしょうがない映画だったと思います。 まず、最初にアジアが生んだ2大スターがハリウッドで達成していないことを主役のJohn Choは成し遂げちゃっている。
ジャッキー・チェンジェニファー・ラブ・ヒューイットジェット・リーとアリヤ、まったくにして不完全燃焼。 コメディだけどこの映画はアジア系俳優にとってはブレークスルー。ネタばれになるから見てください。
アメリカにはティーン映画という分類があり、自分の年代であれば"Sixteen Candles"や"Pretty in Pink"といった映画に人気があった。その"Sixteen Candles"でNerd丸出しなLong Duk Dongという中国人の交換留学生役が自分の世代のアジア人男性のステレオタイプを作り上げたと強く思うのである。そして最近は進展して"Better Luck Tomorrow"とまったく違うアジア・アメリカ人像を描いた映画がそれなりの人気を収める。Harold & Kumarもシンボリズム的に軽く両映画に触れてみたりして、アジア人のHollywoodでの存在の進化を考えさせられる面白い映画だった。