Ann Arbor的体験

 友人の課長がアンアーバー入り。Hideradaのブログにあるように、ワシントンD.C.には15時間しかいなかったのに、アンアーバーでは4日も過ごしてくれる。旅行のスケジュール配分に疑問を感じるけど嬉しい限りだ。月曜日だったが、そんな彼の最後の夜を飾るために、一緒に夜のアンアーバーに繰り出した。
 自分の好きな店はこの時点ではすべて潰している。新しい店に行きたいということで、ちょっと冒険しようということになった。
一軒目:サーカスバー&ビリヤード
 ダウンタウンにある学生向けバー。カラオケナイトで盛り上がっている。アジア人は、我々二人のみ。いわゆる、アメリカ的ノリの中で感じる疎外感に、マゾ的に反応してしまい、今日はこの線で攻めることに。
二軒目:リックス
 ビジネススクール御用達、学部女子狙いの男性諸君のメッカだ。課長と自分も、あわゆくばを期待して、突入。チャリティに使われるというカバーチャージの5ドルを払い、奥のバーで飲むようにと指示を受ける。奥に入ると小さな帽子をかぶった人達がいっぱい。また、アジア人は二人のみ。
よく見るとみなさんユダヤ系の方々。テーブルにはイスラエルの国旗。。どうやら、ユダヤ系の集まりに紛れ込んだらしい。自分達の5ドルの寄付が、イスラエルの平和に貢献されることを祈り、一本のコロナビールで退散。
三件目:タッチダウン
 入った瞬間に、ヒップホップの音楽が耳に響く。月曜日なのに人だらけ。理由はビアーポングのトーナメント。前にも説明したが、ピンポン球をビールの入ったカップに投げ入れるゲームだ。(詳しくはWiki) ここの客層がたまらない。半分は、バックトゥーザフューチャーのビフと一味のような奴ら。
 ぶっちゃけ、この雰囲気に限界を感じた自分は店を出ようとしたが、課長の一言。。「たのしー。もう一杯だけ飲んでいい?」
 まじすか? どう見ても、一人、冬向けビジネスカジュアルでミラーライトを飲んでいるあなたは浮いてるんですけど。。確かにそれなりのエサもあった。バーテンダーのお姉さんのファッションや、酔っぱらった金髪姉さんなど。ここは我慢の15分、転がってくるピンポン球の球拾いに徹した。
軒目: コナー・オニール
 比較的大人向けのアイリッシュ・バー。とりあえずタッチダウンからの開放感で一杯。最後の一杯を今日出荷されたばかりのBellsビールのOberonで飾り、夜を終えた。
 これって、的確にアメリカのカレッジ・シーンを見せてあげたんじゃないの?って自分を褒めたいんだけど、ブログじゃまったく伝わりません。